2012年11月21日

マンションの壁騒音と防音工事

 過去約16年間、マンションの騒音対策に関わってきましたが、一番我慢できないのは、コンクリートの分譲マンションで聴こえる戸境壁や外壁のGLからの生活騒音だと、大半の居住者が言います。

 それも人の声やテレビの音が間近で聴こえるのは我慢ならないというわけです。天井からの振動音はある程度は仕方ないという認識ですが、壁から音が漏れるのは理解できないという人が多いですが、近年のマンションでも、このようなケースが少なくありません。
 それは工法や構造が基本的に同じであり、超高層マンションやボイドスラブなど一般のマンションと異なる床・界壁の工法を採用した物件でも、遮音性能が上がることは少なく、同様な問題を抱えている場合があります。

 対策としては、通常のマンションGL工法の壁のほうが解決しやすく、GLや胴縁下地を撤去して、界壁を防音構造化すれば大幅に騒音は小さくなります。通常の防音工事が必要ですが、私の経験では壁の防音工事は適正な工法・仕様で施工すれば、最も成功率の高いものです。

 ぜひ、信頼できる実績豊かな専門業者に、相談されることをお奨めします。
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2012年05月11日

マンションでも戸境(隣)の壁から音が筒抜け

 マンションであっても、戸境の壁から、声などの生活音が筒抜けという事例が多く有ります。

 大抵の人は、壁に孔が開いているのでは?と思うのも無理はありません。主な理由は2つあります。
*壁にGL工法または胴縁(軽量鉄骨又は木下地)が組まれている二重壁になっている。
*躯体そのものが軽量コンクリートまたはコンクリートブロックなどで構築され、遮音性能が低い。
この2つの両方が施工されている場合は、驚くほど遮音性能が低くなります。

 防音職人の現場でも最近、このようなケースの相談を受けました。しかし、絶望することはありません。必ず対策はあります。
 問題は、費用や建具、部屋の用途に応じた工法の選択です。全ての部屋について、通常の防音工事(内装を再構築)を行うことが理想ですが、ご予算の制約もあるでしょうから、状況に応じて簡易防音も併用することがあります。

 いずれにせよ、間取り図などの図面や音の状況を生活時間ごとに整理する必要があります。まずは、専門家への情報提供と相談が必要です。
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2011年09月20日

戸境壁及び外壁の騒音対策

 マンションの騒音対策で多いのが、GL壁、二重天井ですが、最近の戸境の二重壁は、次のような構造が多いようです。
http://house-sound.jp/soundproof/proof/kabe01
 事例の写真は、木材の下地ですが、軽量鉄骨の下地も同様です。

 下地の空洞部分(空気層)で、騒音が共振するのと、躯体から下地に固体音がサウンドブリッジして、生活騒音に悩まされる場合があります。

 音のレベルによっては、既存面に防音材を重ねて施工する簡易防音も有り得ますが、基本的に下地を再構築する防音工事が望まれます。
posted by neoproof at 15:50| Comment(0) | 壁防音(GL・戸境) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする