2016年03月05日

マンション生活騒音と構造的な要因

マンションの生活騒音は居住者のマナーの問題以外では、躯体構造の弱点、二重床・二重天井など内装下地構造による音の共振が大きな要因としてあります。
参考:ボイドスラブの問題
上記の事例は取引先の建築士が体験した事例です。

工法的な特性と二重床や二重天井の構造的な重低音の共振がミックスして騒音状況を悪化させることもあります。マンションの防音工事を検討する際は、費用だけでなく、構造的な要因を分析して騒音を周波数帯ごとに計測し、問題の主成分を把握して最も効果的な防音対策を検討することが重要です。
マンションの防音課題
posted by neoproof at 18:08| 生活騒音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月09日

生活騒音対策の防音工事の案件

最近、マンションの防音工事そのものを案件として手控えています。
いろいろな理由があるのですが、ここ数年、こんなことがありました。
「工事をしていない隣の部屋から音が聴こえると依頼者に言われた」「苦労して私の経費を節減して騒音を減らすことができたのに、お礼の一言もなかった」「近隣世帯の工事同意が得られず工事ができなかった」「内装を解体したら想定外の問題が露見し、防音効果が十分に出せなかった」ということなどがあり、マンションの防音対策の相談は知人建築士を紹介するようになりました。

とくに、苦労しても、お礼の一言もない依頼者には余計にがっかりさせられ、マンション住民の民度の低さが、私のモチベーションを大きく下げたのです。
マンションの生活騒音は、居住者や依頼者のレベルにも問題があり、問題解決に尽力しても報われないこともあり、専門業者も業務として受けたがらない要因になっています。
posted by neoproof at 08:28| Comment(0) | 生活騒音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月25日

マンションの生活騒音と防音材

 私が自宅マンションの防音工事を自力で行った17年前に比べて、防音製品の通販サイトは格段に増えました。これは、異業種から防音リフォームを行う施工業者に衣替えした事業者、あるいは独立開業したリフォームなどの建築業者が増えたことを意味します。

 一番問題なのは、マンションの天井やGL壁の生活騒音を、防音材を張るだけで大幅な効果があるとか、解決できると、謳う誇大広告です。
 実際、苦労して防音設計・工事を担当する専門業者ならば、そんな簡単な問題ではないことは十分分かっています。騒音のメカニズムを知らない、防音設計の基本が理解できない業者に限って、安易に防音材を張り付ける、売ることしか考えないのです。

 ただし、床の防音対策には、DIY防音材の活用は有効です。これはマンションにおいては、ユーザー自らが積極的にやってほしいと思います。
*私は特に経験者として、床のDIY防音はお勧めします。
posted by neoproof at 15:08| Comment(0) | 生活騒音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする