2014年01月10日

天井防音とボイドスラブ・GL壁

マンションの上階騒音を階下の天井・壁で対策する場合、もっとも難しい現場は「天井がボイドスラブ、壁がGL工法の区画に囲まれている」ケースです。

人の声など空気音や、足音など重量衝撃音ともに、遮音性能が低い構造ですので、これに対処できる専門業者はほとんどないでしょう。私の運営している防音職人のチームでも実施した事例は約6年間で2件しかありません。1つは福島県、もう1つは東京都内です。ともに成功しましたが、工期がかなりかかりました。

しかも、工期が長いだけでなく、コストもかさむので、大半の業者は業務として受けることはほとんど無く、ノウハウとしても対応できる業者は、私でも防音職人を除けば、提携先1社しか知りません。

ボイドスラブは、評判が悪いので名前を変えているようですが、相変わらず現在も施工されているようです。生活騒音が気になる人は、該当する物件は購入されないほうが良いと思います。

運悪く知らないで入居した人は、最悪の場合、自宅の天井・壁について防音工事をするしか手立てがないかもしれません。
posted by 防音職人 at 08:50| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月12日

マンションの天井・GL騒音の防音事例

 先月、完了したマンションの防音工事の依頼者より、御報告がありました。
 当初、天井やGL壁からの騒音で、耳栓をつけても眠れない状態だったのが、大幅に騒音が減り、耳栓無しで眠れるようになったとのことです。
*猛暑になる前に工事が完了したので、本当にやってよかったと言われました。

 ただし、警報機や配管が埋め込まれたGL壁の一部は、リスクを避けるため、簡易防音としました。この部分だけは、耳を近づけると音が聴こえるようですが、生活には支障のないレベルまで軽減されているようです。(特注品のブチルゴムのプラスアルファ効果は耳では判別できない、微妙な状態のようですが)

 二重天井のほうは、ほぼ完璧に防音されているようで、設計どおりの効果が確認できました。GL壁も通常の防音仕様で施工した面は、殆ど遮音されています。
 いくつか、防音材の選定で、今後更に研究の余地はありそうですが、重要な事例となりました。
posted by 防音職人 at 12:35| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

マンションの天井防音の傾向

 最近のマンションの上階騒音は、空気伝播音は少なく、大半が低周波を含む振動音・床衝撃音です。
 次の事例ページをご覧になると、傾向が読み取れると思います。
*関連情報:マンションの天井防音

 子供の走る音、床への落下音が最近のマンション騒音の悩みベストスリーに入るようです。これは、通常の二重床、二重天井の弱点であり、問題解決には、どちらかを徹底的に改造するしか、有効な対策はありません。

 もちろん、床にカーペットやクッション材を敷くことは問題を軽減することになるので、お奨めします。

 色々な事情で、被害者側で対策を行う場合は、天井防音工事になるわけですが、ネット上では、有効な情報が不足しており、判断材料が少ないと思いますが、防音職人が運営するウェブサイトやブログには比較的新しい事例を掲載していますので、参考になると思います。
posted by 防音職人 at 17:52| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする