2012年08月12日

マンションの天井・GL騒音の防音事例

 先月、完了したマンションの防音工事の依頼者より、御報告がありました。
 当初、天井やGL壁からの騒音で、耳栓をつけても眠れない状態だったのが、大幅に騒音が減り、耳栓無しで眠れるようになったとのことです。
*猛暑になる前に工事が完了したので、本当にやってよかったと言われました。

 ただし、警報機や配管が埋め込まれたGL壁の一部は、リスクを避けるため、簡易防音としました。この部分だけは、耳を近づけると音が聴こえるようですが、生活には支障のないレベルまで軽減されているようです。(特注品のブチルゴムのプラスアルファ効果は耳では判別できない、微妙な状態のようですが)

 二重天井のほうは、ほぼ完璧に防音されているようで、設計どおりの効果が確認できました。GL壁も通常の防音仕様で施工した面は、殆ど遮音されています。
 いくつか、防音材の選定で、今後更に研究の余地はありそうですが、重要な事例となりました。
posted by neoproof at 12:35| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

マンションの天井防音の傾向

 最近のマンションの上階騒音は、空気伝播音は少なく、大半が低周波を含む振動音・床衝撃音です。
 次の事例ページをご覧になると、傾向が読み取れると思います。
*関連情報:マンションの天井防音

 子供の走る音、床への落下音が最近のマンション騒音の悩みベストスリーに入るようです。これは、通常の二重床、二重天井の弱点であり、問題解決には、どちらかを徹底的に改造するしか、有効な対策はありません。

 もちろん、床にカーペットやクッション材を敷くことは問題を軽減することになるので、お奨めします。

 色々な事情で、被害者側で対策を行う場合は、天井防音工事になるわけですが、ネット上では、有効な情報が不足しており、判断材料が少ないと思いますが、防音職人が運営するウェブサイトやブログには比較的新しい事例を掲載していますので、参考になると思います。
posted by neoproof at 17:52| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

グラスウールの防音性能の低下

 自力で、知人の職人と一緒に節約型の天井防音工事の実施から、約16年が経過しました。

 自宅マンションの天井防音は、当初、2つの業者にやらせましたが、回想録にも書きましたように、失敗でした。1社は素直に謝罪しましたので許しましたが、もう1社(ソフトカーム事業部)は謝罪もせずに、逃げました。

 そこで、知人の大工と相談して、お金がないので、吸音材はグラスウールを、遮音マットは取引先の防音材を安く仕入れました。

 工事が完了して、約10年程度は、まずまずの効果を体感していましたが、昨年頃(工事完了後約15年)から、防音効果が大分低下してきたことに気づきました。

 遮音マットよりも、グラスウールの経年的な性能劣化が起きているようです。他の現場でも、リフォーム業者がグラスウールを使用した木造住宅の防音対策現場を調査したのですが、20年経過で相当劣化している(変色、カビ発生など)ようでした。

 復元性のない柔らかい繊維状の吸音材ですので、劣化しても、おかしくありません。

 もし、長期間の防音性能保持を考えるならば、ポリエチレンウールを使用したほうが無難でしょう。また、遮音材もゴムの含有率の低い製品の方が長持ちすると思います。
*私の自宅マンションの天井に貼り付けたポリエチレンウールは、約16年が経過しましたが、見た目も感触も殆ど変化していません。
posted by neoproof at 07:05| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする