2018年10月28日

専門家によって異なる防音コンサルティング

音響・防音設計、生活騒音対策の業界でも医療の世界と同じで、専門家によって処方や方策が異なる場合があります。
*少しでも不安をもったらセカンドオピニオンの専門家を探したほうがいいです。

たとえば、防音室の工法は、建物構造にふさわしい仕様があります。
*建物の耐久性
*費用対効果、構造体の厚さ
*メリハリのある適正コストの提案 など

また、マンションの二重天井のように技術的な工法を提示できない専門家は、その分野は専門外ということになります。

具体的な提案書や防音相談で専門的な知見が提示されない場合は、避けたほうが良いです。

さらに業務実績というものが、ウェブサイトには必ず記載されていますので、自分の希望する内容が該当するか目安になると思います。

直接会って防音コンサルティングを受ければ、業務実績が本当かどうか分かると思います。
*その場で質問しても納得のいく答えがなければ、その担当者は単なる営業マンです。

ただし、金額だけで提案書の中身がないような業者は専門家ではありません。
*金額だけ値引きしますという提案は技術的な仕様がレベルダウンすることを意味します。

一番危険なのは、専門業者の知名度だけで判断することです。
posted by 防音職人 at 16:31| Comment(0) | 防音相談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月22日

マンション防音相談で最も多いのが天井防音

マンションの防音相談で最も多いのが「天井防音」次いで「戸境壁の防音」です。
*部材や防音材の搬入、廃材の処分のほか、天井スラブへのインサート増設が出来ないため長い部材を運ばなければならないなどの制約。
 このため、地上2階または地下1階までしか防音工事ができません。

諸経費や資材の高騰に加え、大震災以降は天井スラブへの工事上の制約が厳しく、理想とする防音工事そのものが出来ない現場が増えました。
*防音相談では具体的な問題点を相談者に説明したうえで、見積り提案書を時間を掛けて作ります。

ですから、上記の制約をクリアできても、本気で工事を依頼しようと考えている相談者にしか提案書は提示しないのです。
それだけ難易度の高い案件なのです。

天井の本格的な防音工事を実施して成功した事例は、防音職人以外のウェブサイトには掲載されていないと、相談者にも言われます。私も色々なキーワードで実例を探しましたが、自分の運営するサイトしか出てこないです。
*あった!と見つけたら「それは私のウェブサイトを無断流用した情報サイト」でした。

建築士にもよく言われますが、防音職人以外の事例を見たことがないので、施主にもよく相談されるということです。それは遠方のため諦めているという地方の現場でした。

東京及び周辺部の現場でも、上記の制約条件から提案書すら提示できない件も少なくないですが、真剣なかたには出来る限り防音相談をお受けするようにしています。
今年は未だ2件しかマンションの防音工事は実施していません。大半が途中で連絡が途絶えるからです。
*参考情報:天井防音(ブログ)
posted by 防音職人 at 13:37| Comment(0) | 防音相談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月18日

専属の施工チームを維持する難しさ

このところ、提案書を数回提示した相談者の返事が途絶え、ほぼ年内施工は無理なような気がします。

問題は待機していた専属施工チーム(2名の大工+クロス職人)の現場が決まらないことです。私だけではなく、彼らにも生活費用が必要であり、いつまでも家族の収入をあてにできるほど、余裕はないと思います。

先日、相方の一人が、年内は暮らしていけるので、まずインスタで防音室の成果を写真で知らせたいと言っていました。私が音響チェックの際に個人的に撮影させていただいた分と施主に依頼してピアノなど楽器と一緒に室内を撮影していただいた分を整理して、彼に送りました。

私も先月より、新しいウェブページ作成に着手し、全体の約4割程度作りました。

しかし、来月まで放置できないので、とりあえず緊急的にポケットマネーで職人2名に臨時の一時金を出しました。
私も苦しいのですが、施工チームを来年まで維持しないと、すでにご契約いただいた来年の2件の現場を担当できなくなるからです。
*新築業者など他の工務店に防音工事を依頼するには、現場経費も説明資料の作成費用もかかるので、施主にも迷惑がかかります。

それに新築業者と施主は、専門の施工チームの工事を希望されているので、変更は無理です。

施工チームは、自分たちの力で受注した経験が殆どないので、どうやって契約までこぎ着けるかのノウハウがないです。
*契約書や見積書の作り方も知らないので、私の雛形をそのまま書き換えて使ってます。

もともと、あるリフォーム会社の専属だったので、書類を殆ど作ったことがなく、諸経費も自分たちで見積ったことがないのです。
それが独立しなければならない事情になり、11年前に私の専属にしたのです。
*私の方も人材不足で折り合わないことが多かったので、専属チームをもって育てることにしました。

根気強い職人でないと防音工事は維持できません。途中で手抜きをされると苦労が水の泡になりますから。
私ももう少し頑張ってPRする努力を続けます。
posted by 防音職人 at 07:33| Comment(0) | 暮らしの雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日

石油製品・原料値上げによる防音材製品の価格上昇懸念

国際原油価格の上昇を受け、中国内の石油製品価格が何回も値上げされた。

中国からの原料・製品を輸入している自動車部品や食品包装フィルム、トレーに使う合成樹脂のメーカーが値上げに動き出している。

年内継続して石油原料・製品が値上げされると、合成樹脂製品の仕入れ価格が値上げされ、その結果、小売価格が値上げになると思われる。

最悪のシナリオは、来年に値上げされ、さらに消費税アップの際に再度値上げが起きる事である。
さまざまな建築資材の値上げにつながる恐れがある。

防音業界では、数多くの合成樹脂・ゴム製品が防音材として流通している。

音楽室の工事などを計画されている人は、コストアップを考慮して建築時期を検討されたほうが良いと思います。

ちなみに、元のメーカー工場製品が数パーセント値上げされると、末端の小売価格が15%以上値上げされることがあります。
*防音材など
結果として、約200万円の防音工事が数十万円以上の値上げになることがあり得ます。
posted by 防音職人 at 13:37| Comment(0) | 暮らしの雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月01日

仕事場で防音相談の打合せが出来ます

やっと、仕事場のリビングで防音相談の打合せができるようになりました。

このところ準備や家庭の事情で雑用が多く、なかなか相談予約をお受けすることが出来なかったのですが、先週の土曜から再開しました。
すでに見積り依頼をいただきました。

いきなり、難しい内容の相談が2件来まして、今月の大半はこれらの検討と事務的な作業に時間がかかると思います。

もちろん、新規のご相談もお受けできますので、お気軽に御問い合わせ下さい。
相談ページ

なお、ゲストブログは次の雑記ブログも併用しております。(概ねウェブサイトと暮らしの雑記です)
*たいした事は投稿していませんが。
できるだけDIY

防音相談や木造防音室の記事は、次のページをご覧ください。
防音職人だより
posted by 防音職人 at 07:54| Comment(0) | 防音相談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする