2012年06月20日

音楽(オーディオ)ルームにおける音響・防音

 最近は、防音材も多様なものがあり、オーディオなど自分のリスニングルームをDIYで作る人も増えています。
 ところが、マンションでは二重天井のようなプロでないと施工が難しい、危険な箇所があります。これは防音工事を行ったほうが無難です。

 これに対して、壁や床の防音は、DIYでも可能です。定在波による共鳴・共振現象の緩和、調整は、むしろ予測が難しいので、可動な自作の吸音板(音響調節)を壁に立てかけて、移動させながら、自分の耳で調整したほうが最適化が可能です。

 防音対策は、部屋の用途によっては、防音工事とDIY(家具の配置を含む)を使い分けて行うと、コストの低減だけでなく、自分の好みにチューニングすることができます。

 音響と防音は、ご予算に応じて、計画的に段階的に行うと、うまく行くと思います。
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2012年06月09日

防音材と防音効果

 防音工事の業界で、重要でありながら、最も軽視されているのが「吸音材」です。

 とくに、マンションなどの二重天井の防音対策では、吸音材は不可欠であり、これを軽視した設計・工事ほど効果は乏しく、人の声さえも軽減できません。

 ソフトカーム(鉛の防音材メーカー)事業部が行った、ある二重天井の工事では、鉛と言う遮音材のみにシフトした対策を行い大失敗をしています。
*女性より周波数が低い、男性の声が筒抜け、振動音が全く軽減されないなど、欠陥のある施工をやっています。
*この工事には、吸音材は僅かしか使用されておらず、制振材も施工されていません。

 防音の基本を無視した仕様であったわけですが、概ね吸音材を軽視する業者は、住宅の防音の世界では、素人に近いと言えるでしょう。比較的軽量な防音構造を必要とされるマンション、戸建住宅では、吸音材と制振材は欠かすことのできない素材・機能なのです。

 ネット上には、様々な防音専門のホームページがありますが、具体的なキーワード検索しないと、住宅の専門サイトは殆ど出てきません。楽器の防音や、防音材販売サイトが大半を占めています。
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2012年06月01日

防音の基本要素

 木造(戸建・アパート・店舗併用)、マンションなどの住宅、小規模なピアノなど楽器防音室は、構造的にも空間的にも制約が多く、防音の基本に忠実に対策・工事を行うことが重要です。

 基本的な防音の要素は3つあります。「遮音」「制振」「吸音」の3つの機能を複合化することが設計の基本です。
 吸音材を除けは、どんな建材にも「遮音」性能はありますので、制振材と吸音材の選定・使い方がポイントになります。

 最近は、色々な製品が販売されており、また建築以外の業界では専門的な防音材もあり、多様なものがあります。この中で、費用対効果、安全性・耐久性の高いものを見つけることが課題です。

 防音職人では、防音材の周波数特性を重視して、防音計画に反映させています。
防音材の特性
posted by neoproof at 10:57| Comment(0) | 防音とは何か | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする