2012年05月11日

マンションでも戸境(隣)の壁から音が筒抜け

 マンションであっても、戸境の壁から、声などの生活音が筒抜けという事例が多く有ります。

 大抵の人は、壁に孔が開いているのでは?と思うのも無理はありません。主な理由は2つあります。
*壁にGL工法または胴縁(軽量鉄骨又は木下地)が組まれている二重壁になっている。
*躯体そのものが軽量コンクリートまたはコンクリートブロックなどで構築され、遮音性能が低い。
この2つの両方が施工されている場合は、驚くほど遮音性能が低くなります。

 防音職人の現場でも最近、このようなケースの相談を受けました。しかし、絶望することはありません。必ず対策はあります。
 問題は、費用や建具、部屋の用途に応じた工法の選択です。全ての部屋について、通常の防音工事(内装を再構築)を行うことが理想ですが、ご予算の制約もあるでしょうから、状況に応じて簡易防音も併用することがあります。

 いずれにせよ、間取り図などの図面や音の状況を生活時間ごとに整理する必要があります。まずは、専門家への情報提供と相談が必要です。
posted by neoproof at 08:20| Comment(0) | 壁防音(GL・戸境) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

マンションの天井防音の傾向

 最近のマンションの上階騒音は、空気伝播音は少なく、大半が低周波を含む振動音・床衝撃音です。
 次の事例ページをご覧になると、傾向が読み取れると思います。
*関連情報:マンションの天井防音

 子供の走る音、床への落下音が最近のマンション騒音の悩みベストスリーに入るようです。これは、通常の二重床、二重天井の弱点であり、問題解決には、どちらかを徹底的に改造するしか、有効な対策はありません。

 もちろん、床にカーペットやクッション材を敷くことは問題を軽減することになるので、お奨めします。

 色々な事情で、被害者側で対策を行う場合は、天井防音工事になるわけですが、ネット上では、有効な情報が不足しており、判断材料が少ないと思いますが、防音職人が運営するウェブサイトやブログには比較的新しい事例を掲載していますので、参考になると思います。
posted by neoproof at 17:52| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

マンション防音と低周波騒音

 マンションの天井や壁などに伝播する振動騒音の多くは、分析すると主成分が低周波音であることが多いです。

 設備(ポンプ、給湯、エレベーターなど)以外の騒音では、天井などからの足音、走り回る音、重い落下音などが該当します。

 低周波音は100Hz以下であり、上記の音の周波数は、30〜125Hzにシフトすることが多く、大半が低周波です。
*参考情報:低周波騒音とマンション防音

 可聴域の低周波騒音は特殊なものではなく、マンションなど身近なところで聴こえるものです。この音は、体感に個人差があり、長期間にわたり騒音にさらされると、体調をくずす人もいます。

 問題は、音の分析が出来ても、有効な防音対策を提案できる専門家が少ないことです。
posted by neoproof at 13:59| Comment(0) | 防音の事例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする