2016年03月05日

マンション生活騒音と構造的な要因

マンションの生活騒音は居住者のマナーの問題以外では、躯体構造の弱点、二重床・二重天井など内装下地構造による音の共振が大きな要因としてあります。
参考:ボイドスラブの問題
上記の事例は取引先の建築士が体験した事例です。

工法的な特性と二重床や二重天井の構造的な重低音の共振がミックスして騒音状況を悪化させることもあります。マンションの防音工事を検討する際は、費用だけでなく、構造的な要因を分析して騒音を周波数帯ごとに計測し、問題の主成分を把握して最も効果的な防音対策を検討することが重要です。
マンションの防音課題
posted by neoproof at 18:08| 生活騒音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月30日

マンションの天井防音事例

最近、国立で実施中の無料相談において、マンションの天井防音を希望される方が増えています。
通常は、無料相談では対応できない内容が多く、御問い合わせをいただいた段階でお断りすることが殆どです。
→参考事例:マンション防音(天井・GL壁)
参考事例のサイトを見ていただければ、少しは難しさがお分かりになると思います。

現実問題として、生活騒音を半減させること自体が、大半の建築業者には無理なことであり、通販サイトのように防音材を貼り付けるだけの簡易的な工法で解決できるケースはほとんどありません。

そもそも大半の専門業者が出来ない内容を、無料相談に期待すること自体が勉強不足と言えるでしょう。ネット上に記載されている建築士などのアドバイスは大半がでたらめです。彼らにわかるような問題であれば、マンションの生活騒音の問題は業界全体として解決されているはずです。

解決事例でさえ、ネット上にはほとんど出てきません。
posted by neoproof at 10:46| Comment(0) | 天井防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月08日

マンションにおける防音課題

 住宅の防音対策の中でも、マンションの上階騒音対策が最も難易度の高いものとして知られています。コスト面を除けば、天井防音の技術的な問題解決が業界の課題となっています。
防音対策の研究課題

 また、大震災以降、天井スラブへのインサート(吊り金物などの取付け)の増設はほとんど許可されません。厳しい現場では細いビスでさえ施工することが制限されています。
マンション防音工事の制約

このような状況の中で、既存の天井面に防音材を貼り付ければ防音効果があると誇大広告をしている通販業者が増え、これを鵜呑みにした施主が簡易的な工事を行い、効果が余り体感できずに「防音工事は効果がない」と勘違いすることもあります。

 騒音発生と伝播経路および具体的に防音施工が理解できない通販業者などには、天井の対策は殆ど不可能です。防音材販売を主な商いとしている業者は、あくまで簡易的なDIYしか提案できません。
posted by neoproof at 10:34| Comment(0) | 防音とは何か | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする